ある親子の話しである。
先日、当サイトに寄せられた「環境の声」をご紹介しよう。
今までは深く考えていなかった「リサイクル活動」
あるきっかけで、今は少しずつ意識するようになりました。それは、娘が幼稚園に入園して、いろいろなことを学んできていることを実感したことです。様々なことに興味を持ち始めていく幼稚園児に、ひとつずつ説明をするものの、「なんでママはやらないの?」と訊ねられた時に、できることから少しずつやらないとなぁと少し反省もしました。
そこで、一番取り掛かりやすいことから始めることにしました。
お店へ買い物に行く時に、牛乳パックや空き缶をリサイクルボックスに持っていくことです。その際、わざと袋にはごちゃまぜに入れておいて、娘に「これはどのボックスに入れればいい?」と質問しながら入れてもらうようにしています。はじめはひとつずつ「これはここでいい?」と確認しながら入れていましたが、リサイクルマークの見分け方を覚え、今ではほとんど私に確認しなくても間違いなく分類できるようになりました。
ここまで娘が興味を持って分類の手伝いをしてくれるようになったのには、周りの大人の反応も影響したかもしれません。娘がリサイクル品を入れた袋を一緒に運んでくれる姿を見かけた方が、「お手伝いえらいね」と褒めていただいたり、娘が説明をしながら分類してボックスに入れているのを見た方が「すごいね、ちゃんと分かるんだね」と声をかけていただいたことが嬉しかったようです。
また、動機が不純かもしれませんが、重さや数でポイントがつくリサイクルステーションに持参した際に、自分で車から持ってきたものは娘のカードにポイントをつけると約束しているので、自ら進んでペットボトルを持ち運んでくれるようになりました。
リサイクルと労働を肌で感じる、ちょっとしたきっかけになっているようです。もちろん、回収されたものがどうなるか?ということも、少しずつ説明をしています。機会があれば、リサイクルセンターにも何度か通って、この活動が当たり前の事として親子で続けていければいいなと思います。
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とても良い話しである。
環境を考えながら、親子のつながりをつくっていっていただければ、このうえない幸せに感じる。